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■ 白金(プラチナ)ナノコロイドとは
コエンザイムQ10・ポリフェノール・αリポ酸・・・・ここ数年ヒットする健康食品関連のキーワードは「抗酸化」。
体内の活性酸素(サビ)を除去し、正常な細胞に障害を与えるのを防ぐのが、その役割。これは、老化防止にもつながっています。
数ある、抗酸化物質のなかでも06年に話題を集めそうなものが、「白金(プラチナ)ナノコロイドです。
白金ナノコロイドは、白金を2ナノ(10億分の2m)サイズに微小化し、その粒子をポリマーでコーティングして溶液にしたもの。
他の、抗酸化物質との違いは、「触媒」として働くこと。「他の物質は一度働くと抗酸化作用がなくなるのに対し、白金ナノコロイドは半永久的に働く」(白金ナノコロイドを開発した、東京大学大学院新領域創成科学研究科・宮本有正教授)。つまり、体内に滞留している間は効果が持続するわけだ。
安全性についても、白金は食品添加物として、使用が認められており、長期間体内に滞留することは無いという。
また、様々な活性酸素に有効である点も特徴。「活性酸素は1種類ではなく、スパーオキサイドアニオン、過酸化水素など、11種類もある。ビタミンCなどが特定の活性酸素しか除去できないのに対し、白金ナノコロイドはどの種類でも除去できることを確認している」(宮本教授)という。
まだ、認知度の低い、白金ナノコロイドだが、05年下半期から、06年にかけて、採用商品が急速に増えることが予想されている。
現在白金ナノコロイドを採用した商品は、東京大学発の産学連携ベンチャー、シーテックが商品化している。
商品ジャンルとしては、化粧品、シャンプー、ミネラルウォーター、口腔洗浄剤、ガムと多岐にわたる。
同社は、白金ナノコロイドを原料としても販売している。上記の商品以外にも、サプリメントや入浴剤、歯磨き粉、ペットフードなど、現在様々なジャンルの大手メーカー各社と、商品化に向け、白金ナノコロイドは共同研究を行っているという。
その中でも、06年ブレークが期待されるのが、化粧品だ。
すでに複数の大手化粧品ブランドの商品に採用されることが決まっているという話も在る。
白金ナノコロイドは原料自体が他の素材よりも高価なため、高級ラインからの採用になりそうだ。
さらに、予想されるのが、日焼け止めへの採用だ。肌の老化やシミなどを防ぐ日焼け止めといった形で商品化される可能性がある。
飲料の分野では、ポッカコーポレーション、順天堂大学共同で、スポーツドリンクの商品化に向けた研究を実施している。06年には商品化されることが予想され、他にも、大手メーカーとミネラルウォーターに採用される、話が進んでいるようだ。
とにかく、アンチエイジングや、肌荒れの解消などを目指す「体内美容」「予防医学」に訴求できる点は大きい。
さらに、美容といゥ目的を考えた場合、動物由来の成分等と比べて「プラチナ」と言う言葉のイメージがヒットの要素になる。
今後、白金ナノコロイドは目が離せない商品になるだろう。
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